
診療科目Hospital Specialties
小児整形外科

小児整形外科とは
小児整形外科は、乳幼児から学童期、思春期にかけての成長段階における運動器の症状や疾患を診療する分野です。
子どもの骨や関節は大人と異なり、発達過程にあるため、適切な診断と治療が欠かせません。成長期に正しい治療を受けることで、将来の運動機能や生活の質に大きく関わります。
吉野整形外科では、足の専門外来を併設している強みを活かしながら、小児整形外科にも力を入れています。歩行や姿勢の異常、スポーツでのケガ、繰り返す痛みなど、お子さま特有のお悩みに幅広く対応しています。
吉野整形外科が選ばれる4つの理由
① 成長期の運動器を熟知した専門的診療
大人とは異なる成長過程を考慮し、お子さまの将来を見据えた診療を行います。成長に合わせた治療法を提案できるのが特徴です。
②足の専門外来を併設
外反母趾や扁平足、有痛性外脛骨など、お子さまに多い足のトラブルにも専門性を発揮します。歩き方や靴の選び方についても指導しています。
③ 学校生活やスポーツ活動を考慮した治療
部活動や習い事、日常生活にできるだけ早く復帰できるよう、負担を抑えた治療とリハビリを行います。
④ 保護者への丁寧な説明
治療内容や経過をわかりやすく説明し、ご家庭でのケア方法も具体的にお伝えします。安心してお子さまを任せていただけるよう努めています。
小児整形外科の主な症状・対応領域
吉野整形外科では、お子さまにみられる運動器のさまざまな症状・疾患に対応しています。
「この症状も診てもらえるのかな?」と迷われる方も、どうぞお気軽にご相談ください。
姿勢や歩行に関する症状
(歩き方が不自然、転びやすい、姿勢の歪み、X脚・O脚など)
成長期に起こる痛み
(膝の成長痛、オスグッド病、かかとの痛み=シーバー病など)
スポーツによるケガや繰り返す痛み
(捻挫・骨折・疲労骨折、野球肩・野球肘など)
先天的な異常や発達の遅れ
(先天性股関節脱臼、先天性内反足、足の指の一部が短いなど)
その他のお悩み
(関節の腫れ、しゃがめない、外傷後の違和感など)


上記以外の部位や症状についても、運動器に関する症状であれば基本的に幅広く診療しております。「この症状でも診てもらえるかな?」とご心配な方も、まずはお気軽にご相談ください。
セカンドオピニオン・学校生活でのご相談
セカンドオピニオン
「経過観察でいいと言われたけれど心配」「本当にこのままで大丈夫?」と感じている保護者の方のために、丁寧な診察と説明を行い、不安を解消するお手伝いをいたします。
学校生活・部活動でのお悩み
体育や部活動での運動制限、登校への影響など、学校生活に直結するご相談も多く寄せられています。当院では学校やクラブ活動を考慮しながら治療計画を立てています。
早期受診の大切さ
お子さまは痛みを我慢してしまうことも多く、症状が進行してから気づくケースもあります。 「少し気になる」段階での早期受診が、将来の運動機能を守るうえでとても大切です。気になる症状があれば、まずはご相談ください。
院長からのメッセージ
お子さまは、日々成長のスピードが早く、昨日できなかったことが今日できるようになることもあります。
その一方で、成長期ならではの痛みや体のトラブルが、学校生活や好きな運動に影響してしまうことも少なくありません。私たち小児整形外科の役割は、そうした症状をただ治すことにとどまらず、「成長の流れを妨げず、安心して日常や将来につなげること」だと考えています。
診察の際には、お子さま自身の気持ちや生活の様子を大切にしながら、ご家族にも納得いただける説明を心がけています。小さな違和感でも気軽に相談できる雰囲気を整えることが、信頼関係を築く第一歩だと思っています。
歩き方、姿勢、運動時の痛みなど、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
お子さまが健やかに成長し、笑顔で毎日を過ごせるよう、スタッフ一同でしっかりサポートしてまいります。吉野整形外科 院長 吉野 匠